地域経済の活性化に貢献した9つの企業が受賞 「キラリと光るとちぎの企業」

 優れた製品づくりや活動で栃木県内の産業を盛り上げ、地域経済の活性化に貢献した中小企業をたたえる表彰式が、13日に栃木県庁昭和館で行われました。

 県内の中小企業、小規模企業のチャレンジ意欲の喚起と県民の中小企業などへの理解促進を目的に、県産業の振興や地域経済の活性化に貢献した企業を応援しようと、県は2016年度から「キラリと光るとちぎの企業」として表彰しています。今年度(2023年度)は9つの企業が受賞し、13日に福田富一知事から企業の代表に表彰状が贈られました。

 このうち、1970年に創業した栃木市の小林縫製工業は、他社ブランド品の女性下着や補正下着の製造を主に行うが、自社の変革・イノベーションを目指し自らの縫製技術を生かした自社ブランド商品を開発・製造しました。

 同じく栃木市で2018年に創業したイートミーサンドイッチは、女性従業員目線のアイデアを積極的に取り入れ、また、地元の高校生の作ったジャムを使った商品やしもつかれをアレンジした商品など、地域資源を活用した商品を作っています。

 福田知事は「引き続き、キラリと光る企業として他の企業のチャレンジ意欲を喚起し、地域の活性化につなげてほしい」と期待していました。

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