藤井勘一郎騎手、北沢伸也騎手が引退

JRAは14日、藤井勘一郎騎手(栗東・フリー)が2月29日をもって騎手を引退すること、北沢伸也騎手(栗東・フリー)が3月5日付で騎手免許を取り消すことを発表した。

藤井勘一郎騎手は、1983年12月31日生まれ。2006年にオーストラリアのニューサウスウェールズ州で騎手デビュー。海外を中心に騎乗し、2016年にはクリソライトで韓国のコリアカップ(G1)を勝利。2019年にJRA騎手試験に合格し、同年3月にJRA所属騎手としてデビュー。2020年にはフラワーカップをアブレイズで制してJRA重賞初制覇を果たした。しかし、2022年4月に福島競馬場で落馬負傷し、その後は復帰に向けてリハビリを続けていたが、復帰は叶わず引退することとなった。JRA通算成績は1182戦42勝。

障害重賞9勝の北沢騎手

北沢伸也騎手は、1971年6月9日生まれ。1990年にデビューし、JRA通算成績は3204戦282勝(平地122勝・障害160勝)。2002年阪神ジャンプステークスではミレニアムスズカに騎乗し、重賞初制覇を果たした。2014年にはJ-G1の中山大障害をレッドキングダムで勝利するなど障害重賞9勝を挙げた。引退後は、藤野健太厩舎で調教助手となる予定。

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