公民館の廊下が美術館に 八街市在住の芸術家の作品展始まる/千葉県八街市

公民館の廊下が美術館に 八街市在住の芸術家の作品展始まる/千葉県八街市

 千葉県八街市では市内在住の芸術家たちの作品を集めた展覧会が2月14日から始まりました。

 八街市の中央公民館では県誕生150周年を記念して、14日から市内在住の5人の芸術家の作品を集めて展覧会を開いています。

 公民館1階の廊下には特別に照明が取り付けられ、さながら美術館のような空間の中、油絵や彫刻など約10作品が並びます。

 こちらの陶器は都内で生まれ、市内で工房を開いたという松丸弘道さんの作品。表面は美しく青みがかり自然な形が特徴的な茶碗です。

 また、高さ180センチ、横2メートルほどの大きなキャンバスに描かれた迫力ある絵は都内などで個展を開く永田義信さんの作品で、自身の父親を題材にしました。

 訪れた人たちは、それぞれの作品の前で足を止めては、顔を近づけるなどして見入っていました。

 市と共催した団体の代表者で彫刻作品を出展した宮下忠昭さんは「市内に著名な芸術家がいることを知ってほしい」と話していました。

 この催しは2月23日まで開かれます。

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