横浜FM松原健、足裏タックルで「顔に泥を塗った」ACLバンコク戦で退場

松原健 写真:Getty Images

横浜F・マリノス所属DF松原健は、今月14日開催のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦バンコク・ユナイテッド戦の1stレグで一発退場。足裏を見せる危険なスライディングタックルで注目を集める中、本人が試合後に相手選手やファン・サポーターに謝罪している。

問題視されているのは、2-2で迎えた後半アディショナルタイムのシーン。横浜FMは右サイドの敵陣深い位置でボールを失うと、ボール奪取を試みようとした松原がFWバンデル・ルイスに足裏を見せながらスライディングタックル。怪我に繋がりかねない危険なプレーであるだけに、主審は同選手にレッドカードを提示。両チームの選手が入り乱れる事態に発展するなど、後味の悪い試合になった。

横浜FMが勝ち点2を落とし、かつホームでの2ndレグで出場停止となっただけに、松原本人は猛省。試合後、X(旧ツイッター)で「先ず最初に今日の試合でのプレー」と切り出すと、「どんな理由があろうと決してやってはいけないプレーでした。本当に申し訳ありませんでした。試合後すぐに相手選手に謝罪をしました」とファン・サポーターに報告。

つづけて「沢山のサポーターが来てくれた中でのあのプレー1つでマリノスのエンブレムを纏って一緒に戦ってくれてる皆さんの顔に泥を塗ってしまいました。また今年はチームをまとめる役割を担う立場にありながらあのプレーは絶対やってはいけません。今一度自分を見つめ直し猛省します。本当に申し訳ありませんでした」と綴ると、ファン・サポーターから「松原選手への信頼は変わりません」「これからも応援しますよ!」「反省する姿とそれを発信する姿は素晴らしいことだと思います」と温かいメッセージが多く寄せられている。

松原は2017年から横浜FMでプレーしており、今季で8年目。DFエドゥアルド、DF小池龍太、MF水沼宏太とともに副キャプテンを務めるなど、チームを引っ張る中での退場劇だった。

© フットボール・トライブ株式会社