姫路市が18歳までの医療費を完全無償化へ 新年度当初予算案

兵庫県姫路市は2月14日、2024年度の当初予算案を発表し、18歳までのこども医療費を完全無償化するなど子育て環境の整備に重点を置くことを明らかにしました。

清元秀泰 姫路市長

姫路市は、市全体の15歳から64歳までの働き手世代が2050年に現在から27%減少するという推計をもとに人口減少の緩和と適応策に重点的に予算配分を行いました。

その中で医療費に関しては18歳までの子どもが医療機関を受診した際にかかる医療費を完全に無償化することを明らかにしました。

これまでにあった所得制限を撤廃し、通院、入院にかかわらず全額助成することにしています。

このほか、東京圏からの移住支援金の支給など移住・定住に向けた支援策などを充実させています。

新年度予算案は、2月15日に開会する市議会で審議されます。

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