アストンヴィラの公式サイトはフランス代表MFブバカル・カマラがヒザの靭帯に重大な損傷を負ったことを発表した。今後、ヒザの専門医によりさらなる検査が行われ、ケガの重症度とリハビリ期間が決まるという。
カマラは2月11日に行われた、プレミアリーグ第24節マンチェスター・ユナイテッド戦の63分に負傷。プレスに行き方向転換したところ、芝生に足を取られ転倒した。その際に右ヒザを捻ってしまい、足を引きずりながらピッチを後にしていた。
また『The Athletic』によると、ブラジル人DFのジエゴ・カルロスもトレーニング中にハムストリングを負傷したと報じており、短期間で主力選手の離脱が続くことになる。
アストンヴィラのCB陣はケガ人が続出しており、イングランド代表のエズリ・コンサは、シェフィールド・ユナイテッド戦でヒザを捻挫し少なくとも1カ月の離脱が見込まれる。タイロン・ミングスも今季の開幕戦でヒザの靭帯を損傷して以来、長期離脱が続いている。
残されたCBはパウ・トーレスとクレマン・ラングレの2人だけになる可能性がある。他にもコートニー・ホウスやカラム・チェンバーズはCBとしてプレー可能だが、前者は今季の公式戦出場はなく、後者も今冬の移籍市場でウナイ・エメリ監督から退団を許可されており、信頼を得られていない。
マンチェスター・ユナイテッドに敗れたアストンヴィラは、トッテナムと順位が入れ替わり、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場圏外の5位に転落。シーズンも後半戦に突入する中、主力の相次ぐ離脱が続き、エメリ監督にとって試練の時期になりそうだ。
