大沢たかおのストイックな役作り、玉木宏も脱帽「変だけど大沢さんらしい」

大沢たかおと玉木宏が15日、都内で行われた、Amazon Original ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン 1 ~東京湾大海戦~』7・8話最速試写イベントに登壇した。

1988~96年に「モーニング」(講談社)で連載された大ヒットコミック「沈黙の艦隊」を原作とし、大沢たかお主演で実写化された映画『沈黙の艦隊』で描かれた“序章”とも言える物語に加え、その後東京湾に戦いの舞台を移し日本だけでなく世界を巻き込んでいく衝撃のクライマックスまでを描く、全8話の“完全版”ドラマ。2月16日に7~8話が配信さる

最新鋭の原子力潜水艦<シーバット>を乗っ取り、国家反乱を起こす主人公・海江田四郎役の大沢たかお。そして、“もう一人の主人公”で“ライバル”である潜水艦たつなみ艦長・深町洋を演じた玉木宏。

二人とも徹底した役作りで知られるが、事前に視聴者から寄せられた質問でも「今回はどのような体づくりを行ったのか」という内容が。玉木は「普段はその役に合わせてと思っていますが、今回は体を変化させることはなかったので特にありませんでした」と答えた。

大沢も「体をどうこうということを意識的にはやっていないです」としながらも「潜水艦の中なので、水泳を半年ぐらいやっていました」とし、「こういう地味な作業が意外と大事なんです。水を知ろうと思って。あそこまで海とともにあろうとする海江田はどういう人なんだろうなと思って」とその意図を説明した。

観客や司会者が驚く様子を見て不安に思ったのか、大沢は玉木に「変?」と聞いた。玉木は「変かなと思いましたが、大沢さんらしいなと。物事をまっすぐ捉えようとしているところが」とするも、「バカにしてるだろう?」と返す大沢。「いやバカにしてないです!」と否定する玉木。そんな様子に笑いが起きた。

また、「撮影で大変だったことは?」という問いでは、夏場の撮影だった玉木とは異なり極寒の冬場の撮影で艦内も凍えるような寒さだったと明かした大沢。「防寒対策はしなかったのか?」という質問に、「半年間、泳いできた成果を出す瞬間だからやらないです」と回答し、周囲を驚かせた。

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