犬の去勢手術・避妊手術の術後に気をつけたいことを獣医師に聞いた

犬の去勢手術や避妊手術は、愛犬にとって初めての手術となる場合も多いのではないかと思います。

では、愛犬が手術後に自宅に帰ってきた日から抜糸が終わる日まで、どのようなことに気をつけて過ごせばよいのでしょうか。

「犬の去勢手術・避妊手術の術後に気をつけること」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生が解説します。

犬の去勢手術・避妊手術後、愛犬が自宅に帰ってきた日に気をつけること

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬が去勢手術や避妊手術を行なったとき、手術後は大きな負担を乗り越えた直後です。

愛犬は動物病院から家に帰ってきて心理的にもまだまだ落ち着かない状況ですので、とにかくリラックスして休める環境を作ってあげるようにしましょう。

犬の去勢手術・避妊手術後、抜糸を行うまでに気をつけること

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犬の去勢手術・避妊手術後の傷口は抜糸を行うまでの間、非常にデリケートな状態です。散歩のときは、傷口が濡れたり汚れたりしないようにしましょう。

また、犬が傷口に少し触れてしまう程度であれば問題ないことがほとんどですが、傷口を過度に気にしてなめていないかなどにも気をつけてみておくようにしましょう。

犬が去勢手術・避妊手術の抜糸後に気を付けること

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手術後に抜糸をした際、抜糸直後は傷口が少しかゆくなることもあるため、抜糸が終わってもすぐに油断はせず1〜2日程度は犬が気にしてなめないかをみてあげてください。

犬の去勢手術・避妊手術後の過ごし方で気を付けること

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愛犬が去勢手術や避妊手術をした際、術後の過ごし方はかかりつけの獣医師の指示に従うようにしましょう。

一般的に術後でも愛犬に普段通りの生活をさせて問題はありません。

ただし注意点として、旅行やドッグランに行くなど普段の生活以上に興奮したり、体を動かすような運動をしたり、シャンプーをするなど、傷口が濡れてしまうような過ごし方は避けるようにしましょう。

これから愛犬の去勢手術や避妊手術を考えている飼い主さんは参考にしてくださいね。

(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

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