道の宿泊税 新たな見直し案

ホテルなどの宿泊客に課税することを想定し道が導入を検討している新たな税について、料金区分を見直した新たな案をまとめました。

道は観光振興の財源として宿泊料金に応じて1人1泊100円から500円を課税する新たな税の導入を目指しています。

道はこれまで、1人1泊1万円未満で100円、1万円から5万円未満で200円、5万円以上で500円を徴収する案を示していましたが、宿泊業者などから客の負担軽減や徴収事務の簡略化を求める声が相次ぎ、料金区分を見直すことにしました。

新たな案では、税額100円の料金区分を拡大し、1人1泊2万円未満で100円、2万円から5万円未満で200円、5万円以上で500円をそれぞれ徴収します。これにより、年間の税収は当初想定の60億円から45億円程度となります。

道は、新たな案を19日に開く有識者懇談会で示す方針です。

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