千葉県内で３０番目となる道の駅が２月１６日、館山市にオープンしました。
野菜の収穫や牛の乳しぼり体験などのユニークさが売りの一つで、年間４０万人の集客を目指すということです。
館山市稲に１６日、オープンしたのは「道の駅グリーンファーム館山」です。
式典で館山市の森正一市長は、「館山市は食材の宝庫。市内外からたくさんの人が集まる魅力あふれる施設になることを期待する」と挨拶しました。
館山市によりますと、約４０００平方メートルの広大な農園では、安房地域で名物の一つとなっている食用の菜の花などが栽培されていて、春ごろには収穫体験ができるということです。
また１７日・１８日には、牛の乳しぼり体験を行う予定です。
店頭の直売所には地元で採れた新鮮な野菜などが並び、またレストランでは、有害鳥獣のイノシシを使ったジビエ料理が提供されます。
この道の駅は、館山市内の企業が施設の設計から整備、運営までを一貫して行い、約７億６０００万円の整備費のうち約３億５０００万円は実業家・前沢友作さんから寄せられたふるさと納税から賄われたということです。
