栃木県から「福島県の海産物」を応援! ふくしま常磐大漁市in道の駅もてぎ

 東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出による風評被害対策として、福島県産の海産物などを販売するイベントが、16日から茂木町の道の駅で始まりました。

 16日から道の駅もてぎで始まったのは、福島応援物産フェア「ふくしま常磐大漁市in道の駅もてぎ」です。

 このイベントは東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出による風評被害の対策として、福田富一知事が県内の道の駅に福島県の海産物を取り扱うよう協力を求めたことから、県道の駅連絡協議会と福島相双復興推進機構が連携して開いたものです。

 道の駅もてぎの特設テントには、いわき市の漁師飯魚のハンバーグのような「さんまのポーポー焼き」や、いわき市の魚になっている「メヒカリ」、松川浦のあおさを練り込んだちぎり揚げのほか、なみえ焼きそばなど33の商品が並びました。

 この日は福田知事や茂木町の古口達也町長など関係者が出席して、オープニングセレモニーが行われました。福田知事らがさんまのポーポー焼きなどを試食した後、自らテントの前に立ち、訪れた人に福島の食をPRしました。

 会場を訪れた人は、試食をしたり商品の説明を受けたりして、常磐ものと呼ばれる海産物などを次々と買い求めていました。

 このイベントは、18日まで道の駅もてぎで開かれ、23日からは大田原市の道の駅那須与一の郷で、また、3月23日からは那須町の道の駅東山道伊王野で開催する予定です。

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