ハーレー・ダビッドソンと並び、現在でも大排気量のVツインエンジンを搭載したクルーザーモデルを販売しているインディアンから、1904年モデルからインスピレーションを得たという限定モデルが登場しましたので、ご紹介いたします。
「ロードマスターエリート」は1904年モデルの塗装を現代風にアレンジしたモデル
こちらが今回発表されたインディアン「ロードマスターエリート」2024年モデルです。
今さらながらですが、インディアンの「エリート」モデルとは、最高のパフォーマンスを求めるライダーのためにデザインされた上級モデルのことです。カスタムメイドの塗装、上質な仕上げ、そしてプレミアムな装備が施されています。
したがって、今回発表された2024年モデル「ロードマスターエリート」は、「ロードマスター」の上級モデルとなります。
「ロードマスターエリート」2024年モデルは、エリートモデルのレシピに従った特別な塗装が施されており、これが最大の特徴です。
インディアンは1904年に、ブランドの象徴となるレッドペイントスキームを初めてデビューさせました。その象徴的なカラーを「ロードマスターエリート」に取り入れ、新しいトライトーンペイントスキームとプレミアムキャンディー仕上げで表現しています。
これを実現するために、インディアンは業界で最も有名なカスタムペイントショップの2つである、ガンスリンガーカスタムペイント(GCP)とカスタムペイントビークルズ(CPV)と提携しました。
「ロードマスターエリート」の装備
搭載されるのはノーマルと同じく、排気量1,890ccの空冷サンダーストロークV型2気筒エンジンです。ただし、エリートではブラックアウトされています。このブラックアウトが、レッドキャンディーカラーとゴールドと相まって非常に調和していますね!
「ロードマスターエリート」の最高出力は公表されていませんが、最大トルクは171Nm / 3,000rpmを誇ります。
フロントフェアリング本体はノーマルと同じですが、前述のトライトーンペイントスキームとプレミアムキャンディー仕上げが特徴的です。
赤黒だけでなく、確かに3トーンであり、ブラックの部分からキャンディーらしさがわずかですが感じられます。
両サイドのパニアとトップケースにも見事なペイントが施されています!
カラーマッチしたレッドステッチが入った加熱&冷却シートは、「ロードマスターエリート」の特別装備です。真夏でも晩秋でも冷暖房機能により、ライダーとパッセンジャーの快適性が大幅に向上します。
さらに、パッセンジャーがリラックスできるよう、アームレストまで標準装備されています。
この魅力的な「ロードマスターエリート」2024年モデルは、早くも日本のインディアン公式サイトにも掲載されています。
車両本体価格は658万円(税込)で、世界限定350台と数量が少ないため、購入を検討している方はインディアンの公式サイトまたは正規販売店にお問い合わせください!
「ロードマスター」のスペック
問:インディアンモーターサイクル