白鴎大学法学部の畑中ゼミ、学んだ労働法の知識を活かし『学生アルバイトのためのお悩み解決BOOK』を作成、公開

白鴎大学法学部で労働法を研究する畑中祥子准教授のゼミナールでは、ゼミ生らが、620人の学生からアルバイトの悩みや不満、疑問などを調査し、アルバイトでさまざまな悩みを抱えている学生らに役立つ法的知識を学生の視点でまとめたハンドブック『学生アルバイトのためのお悩み解決BOOK』を作成した。

『学生アルバイトのためのお悩み解決BOOK』は、労働法、社会保障法を専門としている畑中准教授の担当する「専門ゼミナールⅠ(労働法)」に所属する学生らが、ゼミと講義で学んできた労働法の知識を活かし、自分たちと同じくアルバイトで様々な悩みや疑問を抱えながらも懸命に働いている学生たちの役に立ちたいと作成した。「求人・採用・退職・解雇」「賃金」「労働時間」「差別・ハラスメント」「労働災害」5項目から構成され、各項目とも基本的な法律知識を明示した後、アンケートで寄せられた学生の悩みをQ&A形式で示している。また、それぞれの項目には、担当したゼミ生が学生の視点で執筆したコラムを掲載。さらに、「年収103万円の壁」に関する記事や労働相談の窓口も掲載されている。

『学生アルバイトのためのお悩み解決BOOK』は、白鴎大学のキャンパスに設置されているほか、白鴎大学のホームページからPDF形式で閲覧できる。

参考:【白鴎大学】畑中ゼミ(法学部)が学生アルバイトの労働ハンドブックを作成

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