【18日(日)の天気】再び春本番のような陽気 4月並み暖かさが続出予想

 18日(日)は晴れて、前日より気温の上がる所が多くなる見込み。特に日本海側ほど高く、最高気温は福岡21℃、富山19℃と4月下旬並みの予想。まだ2月だというのに、春本番のような暖かさになる所が多くなりそうだ。

晴れる所が多く 2月でも意外と強い紫外線

 18日(日)は朝から青空の広がる所が多く、東京都心など関東は17日(土)より日差しが多く届く見込み。2月でも意外と紫外線はやや強いため、日焼け止めや日傘などで対策をした方がいいだろう。
 なお、南から流れ込む湿った空気の影響を受けやすい近畿から東海にかけては、沿岸部を中心に一日を通して雨が降りやすい見通し。また、四国の太平洋側でも、晴れ間があっても急に雨が降り出す可能性がある。これらの地域では、晴雨兼用の傘があるとよさそうだ。

前日よりさらに気温上昇 多雪地はなだれ注意

 18日(日)は南から湿った空気と同時に、平年より暖かい空気が流れ込む見通し。朝の最低気温は前日より高く、朝の冷え込みは和らぐ所が多くなりそう。名古屋は8℃、大阪は9℃と4月上旬並みの見込み。
 また、昼間の最高気温も4月並みの所が多い予想。特に晴れ間の多い日本海側ほど平年より高く、福岡21℃、富山19℃と4月下旬並みの暖かさになる見込みだ。仙台14℃、札幌でも9℃といずれも4月上旬並みの見通し。

 積雪の多くなっている所では、落雪やなだれなどに注意が必要だ。また、晴れて気温が上がるため、西日本や東日本を中心にスギ花粉の飛散量は多くなる見通し。晴れても洗濯物の外干しは控え、日の当たる室内などに干した方がいいだろう。外出する際には、マスクや専用のめがねを着用するなどの対策を心掛けたい。

週明け以降は梅雨のよう 広範囲で断続的に雨

 週明け19日(月)以降は、日本付近に前線が停滞する見通し。そのため2月には珍しく、西日本や東日本を中心に梅雨のようなぐずついた天気となりそうだ。この先は日差しの届く日が少ないため、晴れ間を有効に使った方がいいだろう。
 前線に向かって湿った空気が流れ込みやすい20日(火)から22日(木)ごろは太平洋側を中心に雨足が強まるおそれがある。

 また、前線の位置が日本の北や南に移動することで冬と春の空気が入れ替わり、この先は気温の変化が非常に大きくなる見通し。この先は雨の降り方に加え、激しい寒暖差で体調を崩さないよう気を付けて過ごした方がよさそうだ。

(気象予報士・鈴木悠)

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