川崎Fの大卒ルーキー、山内日向汰がタイトル戦でデビュー 「夢のような時間を過ごせた」

山内日向汰がシーズン開幕を告げる一戦でデビュー。[写真:©超ワールドサッカー]

天皇杯王者の川崎フロンターレがシーズンの到来を告げる一戦を制し、好スタートを切った。

川崎Fは17日のFUJIFILM SUPER CUP2024でヴィッセル神戸と対戦。1-0で勝利し、2021年以来3度目の優勝を成し遂げた。

この試合で中盤3枚の一角に起用されたのが桐蔭横浜大学から新加入の山内日向汰。左インサイドハーフとして80分までプレーした。

5万以上の観衆が見守るなか、堂々デビューの大卒ルーキーは喜びの思いとともに、決意を新たにしている。

「子供の頃からの夢だったプロサッカー選手として、いい雰囲気でデビューできた。夢のような時間を過ごせたなと思う」

「タイトルをとって嬉しい気持ちもあるし、こういう思いを何度もできるように、また日々、練習をして、試合に絡んでいけるように頑張りたい」

チームとしてのキャンプから様々なポジションをこなし、今日は得意のインサイドハーフでプレー。良い経験になっているようだ。

「外から見て、自分がサイドバックでプレーしたときはインサイドハーフにどういうプレーをしてほしいかを考えたりもした」

そういう部分で手応えを感じているし、バリエーションが増えたなかでプレーできるのは自分の力が増していくのかなと思う」

川崎Fのインサイドハーフはというと、同じく今オフに山本悠樹が加わり、激戦区ポジションの1つ。だが、山内の堂々たるプレーぶりを見ると、これからが楽しみだ。

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