佐久市の障害者施設で新たな虐待【長野】

佐久市の障害者施設でおととし職員による虐待があった問題で、第三者委員会が検証をした結果、他にも虐待があったことが明らかになりました。
佐久市の障害者支援施設臼田学園ではおととし、男性職員が利用者のほおを叩く身体的虐待や、学園長が利用者の行動をまねる心理的虐待がありました。
市が専門家などによる第三者委員会を設置して検証したところ、5年ほど前まで、利用者の排せつ介助の際に別の利用者に体を押さえつけさせたり、使用済みのおむつを処分させたりする虐待があったことが新たに分かりました。
市は再発防止策として、見守り用のカメラを引き続き設置することや、職員の研修への参加などを徹底するとしています。

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