日ハム優勝へ「カリーをつける?!」 新庄監督が振る舞ったスパイシーカレー【キャンプめし】

 

 本日のキャンプめしは「おすすめだけどキャンプ地では食べられないキャンプめし」。ややこしくて、すみません。あのスーパースター、日本ハムの新庄剛志監督が報道陣専用に手配したキッチンカー「パナマ原人」のジャークチキンのせスパイスカレーを紹介します。(運動部・新崎哲史)

 新庄監督就任以来、3年連続で振る舞われている、このスパイシーなカレー。タピックスタジアム名護のある意味、看板メニューで、名護湾からの風を感じつつ食べるのが最高なんです。

日本ハムの新庄剛志監督が手配し、振る舞ったスパイシーカレー

 カレーはさらさら系ですが、たくさんのスパイスが入っている本格派。野菜(トマトかな?)のうま味とコクが感じられて、食べ終わる頃にはじんわり汗もかく、ちょうどいい辛さです。

 そして、このジャークチキンがおいしい。炭火で焼いているのでしょう。香ばしさ漂うその身に赤いソースをまとっています。お店のホームページを見るとオリジナルの調合のようで、こちらは刺激的なスパイシーさで肉のうま味を倍増してくれます。

 もちろん、このソースとカレーを混ぜ合わせてチキンをいただきます。うーん、インドとジャマイカが口の中で融合し、幸せな空間をつくってくれます。

日本ハムの1軍がキャンプをするタピックスタジアム名護=沖縄県名護市

 残念ながら、日本ハムキャンプでは報道用の帽子をかぶっている記者か取材証を持っている人にしか配給されません(県内のキッチンカーが出るイベントでパナマ原人を探せるかも)。配ってくれた女性は「日本ハムが優勝できるように新庄監督がカリー(嘉例)つけているよー!」と県外取材班には通じなさそうな激励を飛ばしていました。

 キャンプ初日に報道陣からお礼を伝えられた新庄監督は「当たり前ですよ」と笑顔。昨シーズンは選手にスポットが当たるようにと露出を控えていたようですが、「今年はそんなのない。バンバン来て」と思いっきり胸襟を開いていました。

 さすがスーパースター。お気持ちも含め、ごちそうさまでした。

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