マカオ、春節GW8日間累計インバウンド旅客数が約136万人に…事前予測を4割上回る

春節ゴールデンウィーク8日目の観光名所周辺の様子=2024年2月17日、大三巴街にて本紙撮影

 中国本土で大型連休となる旧正月の春節ゴールデンウィーク(GW)はインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって年に複数ある多客期のひとつに数えられ、今年(2024年)は2月10日〜17日の8日間だった。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)が2月18日に発表したインバウンド旅客数資料(速報値)によれば、春節GW8日目(2月17日)のインバウンド旅客数は12万5234人だったとのこと。前年の春節GWは7日間だったため、前年同日との比較はなし。

 このうち、中国本土からの旅客が全体の68.2%を占める8万5387人、香港からの旅客が26.4%の3万3048人。

 8日間の累計では、総インバウンド旅客数が135万7803人、単日平均が前年同時期から163.8%増の16万9725人に。全体に占める中国本土旅客の割合は76.2%、香港旅客は18.7%。

 MGTOは連休8日間の総インバウンド旅客数を96万人(延べ、以下同)、単日平均12万人とする事前予測を示していたが、すでに6日目終了時点で超過し、8日間を通じて予測値の単日平均を下回った日はなかった。連休後半まで勢いを持続し、予測を4割上回る結果に。

 今回の春節GWにおけるインバウンド旅客の入境のピークは事前予測通り3日目(2月12日)で、単日のインバウンド旅客数は昨年の大晦日(17万4930人)以来およそ2ヶ月半ぶりに新型コロナの影響が生じた2020年2月以降の単日最多、さらに統計史上2番目となる21万7541人に上った(最高記録は2019年2月7日の22万6874人)。

 なお、8日間のホテル客室稼働率やホテル客室単価等の諸データは追って公表される見通し。

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