「ヒデキ、おめでとう。本当に特別」ウッズが松山英樹の逆転劇を称賛

松山の優勝を称賛したホストプロのタイガー・ウッズ※写真は大会初日(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 最終日(18日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

大会ホストを務めるタイガー・ウッズが、松山英樹の圧巻の逆転劇を称賛した。試合後、自身の公式X(@TigerWoods)で「ジェネシス招待での優勝、おめでとう、ヒデキ(@hidekiofficial)。きょうはずっと(テレビを)見ていた。新記録の“62”、6打差の優勝は本当に特別なこと」と投稿した。

松山は首位と6打差の7位からスタートし、9バーディ、ボギーなしで回って通算17アンダー。後続に3打差をつける結果になった「62」は大会コースレコードだった。

1926年に「ロサンゼルスオープン」として創設された大会は、92年にウッズが当時16歳で初めてPGAツアーに出場した試合。2017年からは自身の基金が運営を主導し、20年に招待試合に昇格。今季は賞金総額2000万ドル(約29億6320万円)のシグニチャーイベント(昇格大会)に指定された。

ウッズは今週、昨年4月の「マスターズ」以来、約10カ月ぶりにツアーに登場したが、大会2日目に途中棄権。翌日にインフルエンザにかかっていたことを明かしていた。

優勝セレモニーには参加できず、松山は「この大会で優勝することは目標の一つでした。タイガーがホストになってから、なおさらその気持ちが強くなった。きょう、一緒に写真を撮りたかったけど残念でした」と悔しそうだった。

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