エンゼルスがリバン・ソトを再獲得 ウエーバー移籍から10日で復帰

日本時間2月19日、エンゼルスはウエーバーでオリオールズからリバン・ソトを獲得したことを発表した。ロースターの枠を空けるために、ホセ・キハダが60日間の故障者リストに登録されている。ソトはもともとエンゼルスに在籍していた選手であり、日本時間2月4日にホセ・シスネロの正式加入に伴ってDFAとなり、日本時間2月9日にウエーバーでオリオールズへ移籍。その後、日本時間2月17日にオリオールズからDFAとなり、移籍からわずか10日でエンゼルスへ復帰することになった。

現在23歳のソトはベネズエラ出身の内野手。2022年9月にメジャーデビューを果たし、18試合で打率4割(55打数22安打)をマークしたが、昨季はメジャーでの出場が4試合にとどまった。昨季マイナーではAA級とAAA級で合計110試合に出場し、打率.237、9本塁打、47打点、1盗塁、OPS.700を記録。エンゼルスはデービッド・フレッチャーやジオ・ウルシェラの退団で二遊間を守れる選手の層が薄くなっており、ソトはマイケル・ステファニックやカイレン・パリスと競争して開幕ロースター入りを目指す。

オフシーズンのこの時期は各チームのロースターの40人枠がフルに埋まっているため、新しく選手を獲得するたびに誰かをDFAすることになり、ウエーバーによる移籍が多発する。今回のソトの移籍もその一環であり、オリオールズはフィリーズからDFAとなっていたディエゴ・カスティーヨをウエーバーで獲得するためにソトをDFAに。エンゼルスはトミー・ジョン手術のリハビリ中のキハダを60日間の故障者リストに登録することでロースターの枠を空けた。

なお、カスティーヨは今オフ、ウエーバーによる移籍を繰り返しており、ダイヤモンドバックスからスタートして、メッツ、ヤンキース、フィリーズを経てオリオールズへ移籍。ただし、日本時間2月19日にオリオールズが金銭トレードでヤンキースからマット・クルックを獲得したため、ロースターの枠を空けるために、カスティーヨは再びDFAとなっている。

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