感動再び 興味深く 長野冬季五輪金メダリスト・船木和喜選手 トークショーに120人 能生・糸魚川LC主催

司会者や来場者の質問に気さくに答えた船木選手。オリンピックのエピソードやジャンプ競技の魅力などを楽しく語った

1998年長野冬季オリンピック・スキージャンプ団体ラージヒル、個人ラージヒル2種目の金メダリスト、船木和喜選手(48)のトークショーが17日、糸魚川市能生小泊の能生マリンホールで開かれた。能生ライオンズクラブ(LC、丸山啓一会長)と糸魚川ライオンズクラブ(同、倉又正樹会長)が合同で招待事業実行委員会を組織して実施した。

同日は26年前に団体金メダルを獲得した日。来場者、スタッフ約120人は船木選手の持参した金メダルに触れ、当時の感動を思い起こしながら興味深く聞いた。

船木選手はオリンピックにまつわるエピソードやジャンプ競技を始めたきっかけ、海外遠征の経験などを話し、司会者や来場者の質問に気さくに答えた。

現在も現役選手として競技を続けており、子どもたちの支援にも取り組んでいる。「オリンピック選手、さらにメダリストも出て、見てきた子どもたちが育つのは楽しい」と期待し、「自分も負けないように頑張りたい。1メートルでも遠くに飛べるように小さな目標をこつこつと」と語った。

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