ノッティンガム・フォレストが、かつてプレミアリーグで審判を務めていたマーク・クラッテンバーグ氏を審判アナリストに任命した。イギリス『Daily Mail』が報じている。
クラッテンバーグ氏は、2004年から2017年までプレミアリーグの主審を務め、2012年ロンドンオリンピック男子決勝戦や、EURO 2016の決勝戦など多くのビッグマッチで笛を吹いた経験を持つ。今後はノッティンガム・フォレストの審判アナリストの職に就くという。
プレミアリーグのチームが審判アナリストを起用することは初めてのことになるようで、クラッテンバーグ氏はノッティンガム・フォレストの試合を担当する審判の特徴を分析するという。他にも、クラブとプロ審判協会(PGMOL)との関係を改善する狙いがあるようだ。
ノッティンガム・フォレストは今シーズン、いくつか物議を醸す判定を受けている。ピッチ上とVARの両方で審判がどのようにルールを解釈しているか、理解を深めることで、残留を目指すチームのパフォーマンスの向上を目指すという。
ノッティンガム・フォレストのヌーノ監督は、クラッテンバーグ氏がチームに恩恵を与えてくれると信じており、以下のように語った。
「これほど経験豊富な人物が、ピッチ上で何が起こっているか明確な見解と意見をくれることに期待している。VARの判定が明白な時、マーク(クラッテンバーグ)が『これが実際に起きたことだ』と説明してくることを望むよ」