『BAD HOP 1000万1週間生活』最終回 韓国カジノや川崎のライブで次々起こった“奇跡”

2024年2月17日、ABEMAにて人気HIPHOPアーティスト・BAD HOPによる『BAD HOP 1000万1週間生活』の最終話が放送された。

本番組は、2024年2月、東京ドームでのライブをもって解散する人気HIPHOPアーティスト・BAD HOPに「1000万円を渡し共同生活をさせたら、彼らはどのような1週間を過ごすのか?」のコンセプトのもと、放送作家の鈴木おさむが企画・演出を手掛け、大金を手に入れた彼らの様子に密着するというもの。

メンバーはその1000万を使い、人生初の合コン、海外カジノ、スカイダイビングをはじめ、お世話になった地元・神奈川県川崎市への恩返しとして通っていた保育園へ足を運んで子どもと触れ合ったり、ファンに向けた特別イベントを開催したりするなど、豪快にお金を使っていく。ハプニングあり、喧嘩あり……そんな予測不能の共同生活が展開されるなか、幼少期のエピソードやBAD HOP結成秘話、地元への熱い思いがメンバー8名の口から語られる。迫り来る解散とその後への思いに注目だ。

2023年2月17日放送の最終話では、クルーズ船を貸し切り、これまでグループを支え続けてくれたファンへのおもてなしツアーを敢行することになったメンバー一同。ビンゴ大会で私物のプレゼントコーナーを設けたり、ファンからの質問に答えたりとグループ解散前に特別な時間を過ごした。参加したファンは「今までこれだけ好きになったアーティストはいない、青春の1ページ」「(BAD HOPは)人生の全てです」とカメラの前で口々にBAD HOPへの愛と感謝の気持ちを口にした。

その後、場所を移して鈴木おさむから100万円を借りて韓国カジノをリベンジしたT-Pablowが満を持して帰国。韓国カジノの勝敗が明かされることに。T-Pablowは、韓国へ旅立ってからカジノに熱中し連絡が取れなかったため、メンバーはカジノでの結果を知らなかった。いったいどのような結果になったのか期待と不安の面持ちで見守る。

そこでT-Pablowが差し出したのは、72000ウォン。日本円で約7200円という結果に思わずBenjazzyも目を見開き、驚いた様子で「7200円!? え!?」とツッコんだ。またしても大負けしてしまったのか……。と不穏な空気が漂うなか、T-Pablowは不敵な笑みを浮かべ、何やら「証明書」と口にし、メンバーに紙を1枚差し出す。その瞬間、T-Pablowの手には大量の札束が……。

「お前すげえな! マジ!?」「それはすごい」とメンバーが次々に興奮した様子で口にし、T-Pablowさんから今回カジノで勝った金額が明かされると、メンバーは思わず拍手をし、カジノでの勝利を讃えた。果たしてメンバーも驚愕した今回の賞金とは……?

その後、BAD HOPから川崎へ最後の恩返し、地元の公園で念願のイベント『Home Steal』の開催当日を迎えた一同。同世代のラッパーやBAD HOPが憧れる人気ラッパーも駆けつけ、会場のボルテージは最高潮に。また、会場にはファンだけでなく本番組に登場した保育園の先生や、急遽フリースタイルバトルを行った地元の中学生、川崎市長も応援に駆けつた。

YZERRはメンバーについて「勉強をしてきていないし、修学旅行も行ったことがないので、僕たちにとっての青春はBAD HOPでしかないんですよ」「本当はちゃんと働かないといけない歳だったのにも関わらず、音楽というものを選択して、(その理由は)俺たちは一緒にいたかったからだなと思っていて」「1人1人やりたいことをしっかりやって、生きていってほしいなって、BAD HOPを聴いてそれを目指してほしいなって思っています」と自身の過去を振り返りつつ、ファンへの純粋な願いを語った。イベントの最後には満を持してBAD HOPのメンバーがステージに登場。自身の楽曲を披露し、ファンを沸かせた。

最後に、1週間の共同生活を終えたメンバーは鈴木を呼び出す。YZERRが不安そうに「ちゃんとした番組になりそうですか?」と問うと、鈴木は「めちゃくちゃ面白い番組になると思います」と即答。また、「僕SMAPと20年間仕事をしていたんですけど、彼らと番組をつくるときに“奇跡のよすが”をつくっていたんですよ」「今回はそんなことを期待してつくったら、たくさん奇跡が起きて、自分の新作バラエティとしては最後の作品になるんですけど、本当に嬉しいです」と語り、メンバーは感謝の気持ちを込めて最後に鈴木にロレックスの時計を渡し、見事BAD HOPの1週間1000万円生活は幕を閉じた。

メンバーが地元・神奈川県川崎市やファンに恩返しをした『BAD HOP1週間1000万円生活』の最終話の模様は現在ABEMAにて見逃し配信中だ。

(リアルサウンド編集部)

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