資生堂と気鋭の書家がコラボ。世界に清潔な水を届ける「シェアウォータープロジェクト」が目指す未来

資生堂プロフェッショナルが、2021年より開催している「シェアウォータープロジェクト」の第3弾の詳細を発表した。

同プロジェクトでは、サロン専用のトータルヘア&スカルプケアブランド「サブリミック」よりアウトバストリートメント「ワンダーシールド」の限定品(サロン限定取扱品)を数量限定で発売し、その売上の一部が国際NGO「ウォーターエイド」に寄付される。

水の恵みを、世界の人々と分かち合うために

プロジェクト発足の背景には、同社が持つ「水の恵みを世界の人々と分かち合う」という思いがあるという。

現在、世界では7億300万人が清潔な水を家の近くで利用することができず、15億人が適切なトイレを利用できない環境にあると言われている。それにより、1分半に1人の5歳未満の子どもたちが不衛生な水や環境による病気で命を落としているという。また、1年のうち1カ月以上、十分な水を手に入れることが困難な人の数は、2050年までに50億人に膨れ上がるとも言われている。

こういった現状を受けて、第3弾となる今回は「髪も水も輝かせよう 今を越えて、未来へ」をテーマに設定した。

ワンダーシールド限定品

また、今回のワンダーシールド限定品のボトル及びパッケージデザインでは、気鋭の書家として人気を博すハシグチリンタロウさんとコラボ。同プロジェクトで制作された「PHANTASMAGOREAL/変幻自在」は、形を自由に変えていく水の美しさやしなやかさを連想させる。

国際NGOウォーターエイドについて

ウォーターエイドは「全ての人々がすべての場所で、清潔な水と衛生を利用できる世界」をビジョンに掲げて活動する国際NGO。世界22カ国でプロジェクトを展開し、2022年には、41万人が暮らす家庭に、15万人が利用する学校に、219万人が利用する保健医療施設に清潔な水を届けた。

ウォーターエイド

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