みんなの「誰かに代わってほしい家事」を大公開!元家政婦の家事をラクにする解説も

家事とひとことで言っても、掃除に洗濯、食事の支度といろいろです。さらに、食事をつくるための買い出しや、日用品の在庫をチェックしたり、モノを整理して収納したりなど、本当に多種多様な内容。すべての家事が得意な人なんて、なかなかいませんよね。

そこで今回は、サンキュ!公式アプリの「サンキュ!コメつぶ」に集まった各家庭の家事に関するコメントと合わせて、元家政婦で家事クリエイターのマミさんに、家事をラクにするテクニックについて解説してもらいました。

掃除や片づけを苦手と感じる人が多い傾向に

まずは、サンキュ!公式アプリの「コメつぶ」で発信した「誰かに代わってほしい家事」というお題に対してついたコメントを抜粋してお届けします。
※コメントの内容は一部編集しています。

「散らかったオモチャの片づけ。子どもが片づけてくれても、オモチャ箱に無理やり詰め込むだけの場合も…。
あと、畳んだ洗濯物を片づけること」

「トイレ掃除です!旦那と男の子兄弟2人なので本当に毎回すぐ汚れます…(白目) もう少し子どもたちが大きくなったら自分たちで毎回綺麗にしてもらおうと計画しています!」

「食器洗いと料理」

「水筒やタンブラーを洗うこと。パーツも多くて洗いにくいし、乾かすのにもキッチンの作業スペースをとるし。
あと、トイレ掃除!自分の汚れは自分で落としましょうよ笑。」

「代わってくれるなら、掃除全て」

「料理づくり。人につくってもらったごはんを毎日食べたい」

「私、棚とかテレビ台とか、拭き掃除いです…。1年に2回くらいしかやらない!今もテレビ台はホコリかぶりまくりで、ますますやりたくない」

「代わってもらえるならば、全て!でも、1番はお風呂とトイレ掃除」

皆さんの意見を見てみると、掃除が嫌い、片づけが苦手という人が多いようですね。このふたつは多少後回しにしたとしても、すぐには困らないため、溜めてしまう傾向があるからかもしれません。モノや汚れが溜まると、余計に片づけや掃除が大変になってしまい、悪循環に陥る場合もありますよね。

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手間を減らせるアイテムや「ついで・ながら掃除」を取り入れるのがおすすめ

ピアノの上にあるホコリ取りとハンディタイプの掃除機

元家政婦で、現在はプロ主婦として活動しているライターのマミです。

「コメつぶ」に集まったコメントを見ると、皆さん「きちんと正しく掃除をしなくては」という思いが強いように見えます。もちろん“きちんと正しく”掃除するのは悪いことではありませんが、実際にはサッとでいいから毎日掃除するほうがラクで効率的だったりするんですよ。

たとえば、コメントの中でも複数挙がっていた「トイレ掃除」。面倒な掃除の代表格とも言えますが、こすり洗いのいらないトイレ洗剤なら、かけるだけでOKなので、毎日掃除をするのも苦になりませんし、掃除自体もラク。お風呂掃除の洗剤にも、こすり洗いのいらないタイプがありますよね。

何かをするついでに掃除をする習慣をつけるのもおすすめ。洗面台は歯を磨きながらマイクロファイバークロスでサッと拭き、洗面ボウルは手を洗うついでにハンドソープで洗ってしまえば、わざわざ掃除をする必要がありません。
廊下の壁にフローリングワイパーをかけておき、移動の際には床掃除をしながら歩くのもいいですよね。

そのためにも、掃除道具はしまわずにすぐ手に取れる場所に置くのがおすすめ。それだけで掃除のハードルが下がりますよ。

そして、掃除のハードルが下がれば、家族の誰かに掃除を代わってもらうハードルも下がるはず。たとえば我が家では、ハンディタイプの小さな掃除機を各部屋に置いておき、気づいたときにサッと使えるようにしてあります。これで、子どもも掃除をしてくれるようになりました。

■おしえてくれたのは…マミさん
以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。インスタグラムは@m.a.m.i.a
編集/サンキュ!編集部

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