大陸漁船事故、泉州市赤十字が金門に職員派遣へ 家族に同行

大陸漁船事故、泉州市赤十字が金門に職員派遣へ 家族に同行

中国国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官。(資料写真、北京=新華社記者/陳曄華)

 【新華社北京2月19日】中国国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮(しゅ・ほうれん)報道官は19日、金門海域で14日に起きた台湾側による大陸漁船の排除で漁民2人が死亡した事件に関し、漁船乗組員の家族と意思疎通を続けていた福建省と泉州市の関係方面が、泉州市紅十字会(赤十字)などの職員を家族に同行する形で20日に金門へ派遣し、2人の生存者を引き取り、善後措置を講じる決定をしたと明らかにした。

 朱氏は、台湾の関係方面は乗組員家族と関係者が金門に赴くための便宜を図り、手配をしっかり行い、家族らの正当な懸念に真剣に向き合い、善後措置に協力し、両岸(大陸と台湾)同胞の感情をさらに傷つけないようにすべきだと強調した。

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