伊勢谷友介、俳優復帰後初の公の場 何度も殺される役に「ここでも罰せられるのか」

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若葉竜也、伊勢谷友介、山下リオ、ジン・デヨン、荒木伸二監督が19日、都内で行われた映画『ペナルティループ』(3月22日公開)完成披露上映会舞台挨拶に登壇した。俳優復帰後初の公の場となった伊勢谷友介は「ご無沙汰しております」と挨拶した。

本作は、最愛の恋人の唯を素性不明の男・溝口に殺された岩森が犯人に復讐を果たすも、翌朝には時間が前日に戻り再び復讐を果たし、やがて自らが選んだはずの復讐のループに陥っていく物語。

伊勢谷が演じるのは、岩森(若葉竜也)の敵・溝口役。俳優復帰作となったが「ここでも俺は罰せられるのかと思った。10回殺されるのは仕方がないとは思いつつ、でも途中で嫌になりました」と自虐気味に役柄を紹介した。

さらに伊勢谷は「罰されて人がリカバリーして良くなるのかというと、それは社会的にあまりない。この映画は東欧に売れたそうですが、死刑がある国が多いので…」と意味深の持論を展開しだすと、若葉から「何かあったんですか!?」ととぼけたようなツッコミを受けていた。

岩森の恋人・唯役の山下は伊勢谷はの印象を聞かれ「ガキんちょ気質」とし「生きているの楽しそうだな」とすると、「俺が楽しいと思うか?」と付かさず返す伊勢谷。大笑いの山下は「初日にスケボーで登場して顔に傷も作っていましたし」と振り返り笑いを誘っていた。

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