三菱電機は、名古屋市東区の産業メカトロニクス製作所で生産しているレーザー加工機の一部機種を対象に、最新の機能を追加する新しい試みを進めている。4月には、レーザーでの溶融時に吹き付けるガスを、窒素とエアの混合ガスに切り替える技術の提供を始める。加工スピードと、切断面の品質とを両立する技術で、ユーザーの悩みに応える。新しいソフトウエアをインストールすれば、機能をバージョンアップできるスマートフォンのようなイメージ。今後も毎年、新技術を開発し機能を更新し続けることで、既設の機械の市場競争力を維持していく考えだ。
三菱電機 買い替え不要で「最新」に レーザー加工機をアップグレード 機械の〝スマホ化〟めざす
- Published
- 2024/02/20 05:00 (JST)