社会福祉法人蓬愛会がSAFEアワードでゴールド賞受賞

 労働災害の防止に向けて、国が優良な取り組みを行う企業や団体を表彰する「SAFEアワード」で、芳賀町の団体が全国で1位に輝き、2月19日宇都宮市で受賞の報告会が開かれました。
 
 厚生労働省が主催する「SAFEアワード」は、労働災害の防止に向けて「転倒災害の防止」や「腰痛の予防」など5つの部門で募集し、優良な取り組みを行っている企業や団体を表彰するものです。
 
 このうち「安全な職場づくり部門」で全国68件の応募の中から最高賞のゴールド賞に輝いたのは、芳賀町の社会福祉法人「蓬愛会」です。受賞の報告会が2月19日宇都宮市の栃木労働局で開かれました。
 
 蓬愛会では外国人の介護職員が約30人勤めていて、職員の母国語を使った研修をはじめ「滑り注意」など危険な場所を絵文字のピクトグラムで「見える化」を実現するなど、安全対策の取り組みが評価されました。
 
 栃木労働局の奥村英輝局長が「世の中の皆さんから支持された取り組み」と受賞を称えると、蓬愛会の大山知子理事長は「思わぬ受賞に驚いている。これからも安全安心のケアを提供したい」と語り、賞状とトロフィーを披露しました。
 
 また、蓬愛会での取り組みを職員らが説明し、インドネシア出身のカリスタセルマメラティさんが「安全に仕事ができます」と話しました。

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