名古屋市公会堂の命名権取得 岡谷鋼機、4月から5年間

岡谷鋼機がネーミングライツを取得した名古屋市公会堂

 岡谷鋼機(名古屋市)は19日、名古屋市の鶴舞公園の一角にある文化施設「名古屋市公会堂」のネーミングライツ(命名権)を取得したと発表した。名古屋市公会堂の保護、地域の芸術文化の振興に貢献するのが目的。名称を「岡谷鋼機名古屋公会堂」とする。

 契約期間は4月から2029年3月末までの5年間。ネーミングライツ料は税抜き年2千万円。

 名古屋市公会堂は1930年に開館した。建物は地下1階、地上4階で、大ホールなどの集会室で構成している。2019年には耐震補強を完了させて、20年8月に国の有形文化財に登録された。

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