『怪盗グルーのミニオン超変身』7月19日公開決定 吹替版は笑福亭鶴瓶&中島美嘉が続投

『怪盗グルー』シリーズ最新作『Despicable Me 4(原題)』が、『怪盗グルーのミニオン超変身』の邦題で7月19日に公開されることが決定。あわせて予告編とティザーポスターが公開された。

本作は、『ペット』シリーズ、『SING/シング』シリーズ、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』などを世に送り出してきたイルミネーション・エンターテインメントが贈る『怪盗グルー』シリーズの第4弾。2010年公開の『怪盗グルーの月泥棒』から始まった『怪盗グルー』シリーズでは、主人公グルーとバナナが大好きな相棒・ミニオンたちが活躍する。

監督を務めるのは、ミニオンズの共同クリエイターでアカデミー賞ノミネート経験のあるクリス・ルノー。イルミネーション創設者兼CEOのクリス・メレダンドリとブレット・ホフマンが製作を担当する。共同監督はパトリック・デラージ、脚本はエミー賞を受賞したTVシリーズ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』のマイク・ホワイトと『怪盗グルー』シリーズ全作品の脚本家ケン・ダウリオが担当している。

公開されたティザーポスターには、グルーとスーツ姿でキメているエージェント風のミニオンの姿が。グルーの背中にはしっかりとグルーJr.がおんぶされている。

あわせて公開された予告編では、相変わらず楽しく幸せに暮らすグルーと妻のルーシー、そしてマーゴ、イディス、アグネスの3人の娘のもとに、ヘアスタイルも表情もグルーそっくりなグルーJr.が誕生。母親ルーシーのことは大好きだが、「我が息子よ、パパが大好きやろ?」とデレデレで息子をあやすグルーには、表情もしぐさも全く好意を見せないグルーJr.。

続けて、「盗みで最も大事なのはあらゆる危機に備えること!」と何かをたくらみ部屋へ侵入するグルー、グルーJr.とミニオンたち、そして、オレンジ色のロングヘアの少女が映し出される。しかし、あっという間にパニックに陥り、大混乱に。そこに大型の凶器と共にグルーたちを狙う敵軍団が突然現れる。果たして、グルーたちとミニオンに何が起きるのか。映像にあわせて、「この夏グルー、ミニオンが最大の新化を遂げる?!」というテロップも映し出される。

さらに日本語吹替版では、グルー役を笑福亭鶴瓶、グルーの妻・ルーシー役を中島美嘉が続投することが決定。14年間グルー役を続けている鶴瓶は、「最近は若手のタレントから『グルー』と認識される機会も増え、女子高生から『グルーだ!』と追いかけられたこともあります。グルーじゃなくて鶴瓶として追いかけてくれ!(笑)」とコメント。『怪盗グルーのミニオン危機一発』(2013年)からシリーズに参加している中島は、「(前作から)7年経っておりますので、グルーや子どもたちそしてミニオンのみんなと画面の中で再会できることを今から心待ちにしています」とシリーズ最新作へ期待を寄せた。

コメント

笑福亭鶴瓶(グルー役)

7年ぶりの「怪盗グルー」シリーズ、「また来たな」と思いました。擬音も多いし収録は喉が枯れますが、大好きな役です。新登場するグルーJr.は(グルーに懐いていない表情が)少々腹立ちますが(笑)、面白いやつなので楽しみにしていて下さい。最近は若手のタレントから「グルー」と認識される機会も増え、女子高生から「グルーだ!」と追いかけられたこともあります。グルーじゃなくて鶴瓶として追いかけてくれ!(笑)でもそれくらい皆さんの中に浸透していて、若い人にとってこれを見て育ってきた、というシリーズになっていることは長年やってきて本当に嬉しいです。
今作も「グルー節」の効いた楽しく面白い出来上がりになっていると思うので、ぜひ劇場に見に来てください。

中島美嘉(ルーシー役)

久しぶりにルーシーとして、怪盗グルーシリーズに参加させていただけることをとても嬉しく思います!
7年経っておりますので、グルーや子どもたちそしてミニオンのみんなと画面の中で再会できることを今から心待ちにしています。
楽しみながら精一杯努めさせていただきます!

(文=リアルサウンド編集部)

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