下野市のデクセリアルズなどの2社 「鹿沼インター産業団地」の第1期分譲で土地売買契約を結ぶ 

 栃木県企業局は20日、鹿沼市で整備を進める産業団地の第1期の分譲で県内外の企業2社と土地の売買契約を結びました。

 県企業局が整備を進める鹿沼市深津の「鹿沼インター産業団地」は、全体の面積が23.9ヘクタールで、4区画を分譲した面積は合わせて17.9ヘクタールです。

 第1期の分譲として土地契約を結んだのは、下野市の電子・光学材料製造のデクセリアルズと、大阪府河内長野市に本社を置く住宅用建設部材製造のダイドーホールディングスです。

 20日に行われた土地の売買契約の締結式には、それぞれの企業の代表者が出席し、県企業局長と契約書を取り交わしました。

 デクセリアルズは、主力製品であるスマートフォンや自動車などに使われている部材を生産する工場を建設し、2026年の稼働を予定しています。

 ダイドーは、新規事業のアルミ材などを切断する工作機械の生産工場や、住宅部材のショールームなどを計画していて、創立75周年を迎える2026年に着工し、翌年の稼働を目指します。

 「鹿沼インター産業団地」の残り2区画を対象にした第2期の予約分譲の受け付けは、3月1日から29日までの間行われます。

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