ユナイテッドの32歳コーチ・ラムジー氏が監督業挑戦で退団へ

エリック・ラムジー氏(32)が米国で監督業スタートへ[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのアシスタントコーチ兼セットプレーコーチ、エリック・ラムジー氏(32)が監督業へ進むようだ。

ラムジー氏はウェールズ出身の現在32歳。MFクリスティアン・エリクセンやMFカゼミロと同い年の氏は、史上最年少でUEFAプロコーチライセンスを取得、21歳でスウォンジーU-18の指揮を任されたところから指導者キャリアを歩み始めた。

スウォンジー退団後はシュルーズベリー(イングランド3部)とチェルシーU-23のアシスタントコーチを経て、2021-22シーズンからユナイテッドへ。昨年3月〜9月にかけてはウェールズ代表のアシスタントコーチも兼任した。

また、ユナイテッドでは語学力を活かして通訳的役割も。スペイン語とフランス語を流暢に話すことができ、DFラファエル・ヴァランやMFカゼミロの適応に大きく貢献した。

イギリス『フットボール・インサイダー』によると、ラムジー氏はメジャーリーグ・サッカー(MLS)のミネソタ・ユナイテッドFCで指揮官に就任するのが確実とのこと。20日にユナイテッドを含めた3者協議が行われ、近々完全合意に達するとみられている。

就任が実現した場合、ラムジー氏は育成年代以外で初の監督業となり、MLS最年少の指揮官になる。

ミネソタはプレミアリーグでも活躍したフィンランド代表FWテーム・プッキが絶対的エース。2023シーズンのMLSは11位でフィニッシュし、2024シーズンのMLS開幕節を25日(オースティンFC戦)に控えている。

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