中国広東省のハイテク企業数、7万5千社超す

中国広東省のハイテク企業数、7万5千社超す

広州市黄埔区の中新知識城で世界初の商用有人実証飛行に成功したイーハンの自律型航空機「EH216-S」。(2023年12月28日撮影、広州=新華社配信)

 【新華社深圳2月21日】中国広東省は18日に開催した広東省の質の高い発展大会で、省内のハイテク企業数が7万5千社を超えたと発表した。

 同省の2023年末時点の研究開発支出額は4600億元(1元=約21円)を上回る見通しであるほか、研究開発者数は135万人に上り、ハイテク企業数は7万5千社を超え、有効な発明特許(特許に相当)件数は66万5600件に達し、特許協力条約(PCT)に基づく国際特許の出願件数は2万3700件だった。上述の科学技術指標はいずれも国内首位を誇り、運用するファンド数は1万2千本に達した。

 同省科学技術庁の龔国平(きょう・こくへい)党組書記は「事実が示すように、科学技術イノベーションをもって質の高い発展をけん引する道は可能性が高く、見通しが明るい」と指摘する。ハイテク企業数、科学技術部が認定するテック系中小企業数とも7万社を超え、企業のイノベーションの活発さは広東経済の強みとなっている。新製品、新製法、新素材、新設備が相次いで生み出され、国産携帯電話の新機種は入手が困難なほどの売れ筋で、新エネルギー車(NEV)も高い国際競争力を示している。

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