賭博違反疑惑によりパケタ獲得から手を引いていたシティ、今夏再アタックか

再びシティ行きが取り沙汰されているパケタ[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティはウェストハムのブラジル代表MFルーカス・パケタ(26)を今夏も狙うようだ。イギリス『HITC』が報じた。

現在はふくらはぎの負傷により離脱しているものの、2022年夏にリヨンから加入して以来、ウェストハムの攻撃を牽引し続けているパケタ。昨夏はマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が獲得を熱望し、クラブ間で大筋合意に至ったともいわれた。

しかし、パケタがイングランドサッカー協会(FA)から賭博違反容疑の捜査対象となったことで破談に。それでもグアルディオラ監督は依然としてパケタの加入を望んでいるようで、シティは今夏の獲得を再び検討しているという。

FAはまだパケタの賭博違反容疑に関する判決を下していないものの、本人は人生で賭けをしたことは一度もないと主張し、携帯電話やパソコンなどの証拠を全て捜査のために提出しているとされている。

また、シティ移籍が成立しなかったことに腹を立てているパケタ陣営は、今度こそ取引の腰を折られないよう、FAに裁定を迫っているという。

ウェストハムでは在籍約1年半で通算68試合に出場し、10ゴール13アシストを記録しているパケタ。無事容疑が晴れるとともに、ステップアップとなるのだろうか。

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