中国の折り畳みスマホ出荷台数、23年は約700万台 4年連続で倍増

中国の折り畳みスマホ出荷台数、23年は約700万台 4年連続で倍増

第3回中国国際消費品博覧会の会場に展示された中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の大画面折り畳みスマートフォン。(資料写真、海口=新華社記者/蒲暁旭)

 【新華社北京2月21日】米調査会社IDCがこのほど発表した中国の2023年第4四半期(10~12月)の折り畳みスマートフォン出荷台数は前年同期比2.5倍の約277万1千台だった。華為技術(ファーウェイ)、OPPO(オッポ)、栄耀(Honor)の複数の新機種が市場の高い伸びに寄与した。

 23年の出荷台数は前年比2.1倍の約700万7千台。中国市場は、世界で初めて折り畳みスマホが発売された19年から4年連続で100%以上の伸びを維持している。アンドロイドスマホメーカーと川上サプライチェーン(供給網)による研究開発投資の持続的な拡大を受け、ハードウエア技術の改善が進み、システムソフトウエアやアプリケーションが適正化され、ユーザー体験は向上し続けている。価格のさらなる下落も多くの消費者が折り畳みスマホを試すハードルを下げている。

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