九州で季節外れの大雨 あす22日にかけて 局地的な強い雨や落雷に注意

九州付近に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。きょう(21日)は前線の影響で、鹿児島県鹿屋市で56.5ミリ、鹿児島県鹿児島市喜入で54.5ミリなど非常に激しい雨が降り、2月の観測史上1位となる記録が観測されました。季節外れの大雨となっています。きょう(21日)午後11時現在の雨雲をみると、活発な雨雲がかかってきています。長崎県の壱岐・対馬には暴風・波浪警報が発表されています。

九州はあすにかけても大気の状態が非常に不安定です。北部も含めて、あす(22日)朝まで局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

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