LRT・ライトラインの利便性向上へ4月1日に「ダイヤ改正」 宇都宮市長定例会見

宇都宮市の佐藤栄一市長は21日の定例会見で、LRT・ライトラインが開業してから2月26日で半年になることに触れ、ライトラインが市民に定着した理由について「LRTの本来の特長が発揮されたため」と述べました。

(宇都宮市 佐藤栄一市長)
「待たずに乗れる、階段の上り下りがない、気軽に乗れる、静かで揺れが少ない。市民にもだんだんと理解していただき信頼にもつながっている。そのあたりが安定している要因」

佐藤市長は、ライトラインの利便性をさらに高めるため4月1日にダイヤを改正すると発表しました。

JR宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地の間をこれまで、およそ48分で運行していたところ、およそ44分に短縮して運行します。

また、朝の出勤時間帯の下りと夕方以降の帰宅時間帯を増便するほか、最も混雑する朝の下りで午前6時台の後半に1本午前7時台の後半に1本、快速を導入します。快速の途中停車駅は「宇都宮大学陽東キャンパス」と「平石」、それに「清陵高校前」から東の停留場すべてとなり、運行時間はおよそ42分にまで短縮されます。上りの快速については状況を見て今後、検討したいとしています。

詳しいダイヤについては3月上旬に運営会社のホームページで公表されるということです。

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