子育てや“推し活”向けのグッズとしてSNSで話題のアイテムがあります。兵庫県西宮発のセミオーダータイプのネームチャームで、そのデザイン性の高さやバリエーションの豊富さから多くの支持を集めているといいます。メーカー担当者に聞きました。
【写真】SNSで話題のネームチャーム イベント限定の「パステルレインボー」
ネームチャーム「LAB NAME（ラボネーム）」。印刷事業などを展開する株式会社ハー企画（西宮市）のブランドで、Instagramの公式アカウントは3.3万人にフォローされています。
担当者によると、誕生のきっかけは顧客から受けた相談だったとのこと。「子どもの持ち物に付ける、名前付きの目印になるかわいいものはないか」とのリクエストに応える形でスタートしました。
チャームは、デザイン性と機能性の両方を意識したといいます。形はシンプル。細長い本体をひねって交差させ、ボタン金具を留めることにより取り付け、繰り返し付け外しできる仕様です。
購入者がセミオーダーとして選べるのは、本体の素材や色、文字、刺しゅう、ボタン金具など。担当者によると、組み合わせは約1万6900通りあり、期間限定企画では多いときで約41万5000通りに上るといいます。季節や行事のほか、ペット（肉球の刺しゅう）やスポーツ（ボールや用具など関連アイテムの刺しゅう）のシリーズ、コーヒーをテーマにしたラインアップといった趣味嗜好に寄り添うアイデアも提案しています。
さまざまなニーズを捉えつつ、1980円からと手の届きやすい価格設定もあってか、最近では推し活グッズとしての需要も高まっているそう。さらには、学校の部活や地域クラブのメンバー向けに、あるいは飾って楽しむためにと50～60本まとめて注文する人もいるといい、SNSでの拡散に伴い用途も広がっていることがうかがえます。
23日からは大阪でイベントが予定されているとのこと。担当者は「ぜひ体感していただきたい」と呼び掛けていました。
※ラジオ関西『Clip火曜日』より
