「すぐにファンから受け入れてもらっていないと察した」 ルーニー氏のバーミンガム指揮は2カ月半で終了

ルーニー氏がバーミンガムを指揮した当時を振り返る。[写真:Getty Images]

元イングランド代表FWのウェイン・ルーニー氏がバーミンガム・シティでの指揮を振り返った。

現役時代にマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表でストライカーとして活躍したレジェンドは現役を退いてから指導者の道に。アメリカ、そしてイングランドを舞台に3クラブの監督を歴任している。

直近では昨年10月にチャンピオンシップ(イングランド2部相当)のバーミンガムで監督職を託されたが、15試合で2勝4分け9敗で20位に沈み、今年1月に入って解任の憂き目に。わずか2カ月ほどでの退任劇となった。

それから2カ月が経とうとするなか、『Sky Bet』とのポッドキャスト『Stick to Football』でバーミンガムを指揮した当時を振り返り、ファンから歓迎されずに始まったと語った。

「バーミンガム・シティのファンは初日から私を受け入れなかった。(前任の)ジョン・ユースタスは良い仕事ぶりだったが、彼らは監督交代に動き、私に声をかけたんだ」

「私は応じたが、すぐにファンから受け入れてもらっていないのを察した。ジョン・ユースタスがより良い仕事をしていた以上の理由があったんだと思う。彼が解任されたときは6位でもあったしね」

「私がバーミンガムのファンだったら、シーズン序盤だが、この10年間において、プレーオフに届くところにいるのに監督解任だ。彼らにとって、数年前の(ジャンフランコ・)ゾラのような状況だった」

「それがよみがえったんだろう。彼らは私が着任したとき、誤った順位にいたと思うが、人は自分を肯定するものだ。私は常にそういう人間だし、いつだって自信に満ちてもいる」

「最初の5試合はおそらく今季で最もタフな5試合だった。私は自分を擁護したが、報われなかったし、前に進むしかなかったんだ」

バーミンガムは後にトニー・モウブレイ氏を新指揮官として招へい。現在は15位まで巻き返している。

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