空中技の練習に特化 札幌に新たなスケートボード施設

道内でスケートボードを練習する選手がより高い技術を習得できる環境を整えようと、札幌に新しいスケートボード専用施設が完成しました。札幌・中央区に先月オープンした「エアリアル バンケイ」。さっぽろばんけいスキー場の近くにある飲食店の一部を改築して作られました。運営するのは、東京オリンピックで銀メダルを獲得した開心那選手が練習する施設の関係者です。

堤裕介代表「大会で上位を狙う技術に関して何が必要か考えたときにエアが必要」

エアとは、空中に大きく飛んでボードをつかんだり体を反らせたりする技のことです。新たな施設は、奥行きおよそ8メートル、高さおよそ2メートルあり、エアの技術習得ができるよう、ハーフパイプ状の作りになっています。また、着地用のマットを備え、けがを恐れず練習できます。代表の堤さんは、施設がレベルの高いスケーターはもちろん、初心者にも楽しんでもらえる場所になってほしいと期待しています。

堤裕介代表「大会だと高得点を狙うにはエアが不可欠な採点基準になっているので、エキスパートに関しては大会とか五輪を目指したりとか、初心者は体を動かす施設として利用してほしい」

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