バレーボールV1で、14連敗中のVC長野トライデンツ。大きな課題がサーブレシーブなんですが、その特訓で使われていたのが…?
今シーズン、いまだ1勝しかあげられていないVC長野トライデンツ。
日本代表・柳田将洋を擁する相手と対戦した前節…。
強烈なサーブに苦しむ場面がありました。
そこで…
「いきまーす!」
サーブレシーブの特訓!…のために開発されたのが、このマシーン!3mの高さから角度のあるサーブが放たれます。時速120㎞のスピードボールや不規則な動きをする無回転ボールが投げられ、先月から練習で使用しています。
レシーブ職人・リベロの備一真選手は…
■備一真選手
「機械で安定したスピードでコンスタントに良いサーブが入ってくるということに関して、すごく良い練習になっている」
開発には選手たちも携わってきました。中村啓人選手と藤原奨太選手です。
■藤原奨太選手
「自分たちが(アドバイスを)言った通りのマシーンができていると思う」
VC長野の選手のほとんどは仕事と競技を両立しています。藤原選手もその1人。車やバイクなどのエンジンの部品製造を手掛ける岡谷市に工場がある「TPR」に勤務していて、マシーンはその会社が開発しました。
■マシーンを開発「TPR」・小山昌美 技術課次長
「岡谷市はバレーボールも盛んなのでスポーツ振興にも協力できないかということで(開発)」
河村慎二監督は「サーブレシーブの返球率を上げることが課題」としています。
マシーンが勝利につながることに期待です!