ペップ、ブレントフォード戦出番なしのデ・ブライネについて言及。「少しのリスクも犯したくなかった……」

写真:直近のブレントフォード戦ではベンチ入りしたものの出番のなかったデ・ブライネ

近年のマンチェスター・シティでの活躍により、歴代最高峰のMFと称されているベルギー代表ケヴィン・デ・ブライネ。今シーズンは開幕戦となったバーンリー戦で右脚ハムストリングを痛め、前半途中交代を余儀なくれ、約4ヶ月の戦線離脱となった。

そして、昨年12月に行われたプレミアリーグ第20節のシェフィールド・ユナイテッド戦では、出場こそなかったものの約4ヶ月ぶりとなるメンバー入りを果たすと。復帰直後は途中出場などが中心となりプレータイムも限られていたが、7試合に出場し(約360分のプレータイム)、1ゴール5アシストを記録するなどこれまで通りの活躍を見せ、ファンに復活を印象付けた。

しかし、現地時間2月20日に開催されたホームのブレントフォード戦では、ベンチスタートとなったデ・ブライネに最後まで出番はなく、休養が与えられたように思われた。

試合後、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、この日出番のなかったデ・ブライネの状態について言及したという。スペイン『Marca』電子版が伝えている。

「彼を起用することは出来なかった。なぜなら、彼はハムストリングに違和感を感じていたからね。私としては少しのリスクも犯したくなかったんだ。100%の状態じゃなかったから、念のためにベンチに置いただけだ。5ヶ月の離脱から復帰したばかりであり、本当にリスクを避けたかった」

試合は、前半から多くの決定機を作ったシティが71分のアーリン・ハーランドの決勝点により1ー0で勝利を収めた。デ・ブライネを起用すれば楽な展開になっていたかもしれないが、グアルディオラ監督としてはシーズン終盤戦を見据え、デ・ブライネ再離脱という最悪のシナリオを防ぐための采配であったと明かしている。

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