3月3日の桃の節句を前に千葉県御宿町ではいま色とりどりの“つるし雛”が町を彩っています。
「つるし雛」は、ひな人形と同じく子どもの健康を願って飾られるもので、御宿町では2月23日から町内31の店舗や施設で生き物や花などをかたどった人形を吊るす「おんじゅくまちかどつるし雛めぐり」が開かれています。
メイン会場の月の沙漠記念館では赤や黄色などの鮮やかな色でまとめられたつるし雛が訪れた人をお出迎え。中央には2024年の干支にちなみ、つるし雛をのれん状に並べて迫力満点の竜を浮かび上がらせた超大作も展示されています。
「おんじゅくまちかどつるし雛めぐり」の実行委員長の大野和美さんは「訪れた人の運気が上がって夢や願いが叶うように一生懸命作った。癒しとパワーを感じてもらいたい」と話しました。
このイベントは3月3日まで開催されています。