春節連休期間のマカオ訪問客数、136万人に迫る

春節連休期間のマカオ訪問客数、136万人に迫る

10日、マカオの媽閣廟(まかくびょう)前で披露された竜舞。(マカオ=新華社記者/張金加)

 【新華社マカオ2月23日】中国マカオ特別行政区政府観光局はこのほど、2024年春節(旧正月)連休期間(2月10日~17日)の訪問客数が延べ136万人(速報値)に迫り、特に2月12日の訪問客数が単日として統計史上2番目の高さを記録したと明らかにした。1日当たりの訪問客数は17万人近くと23年春節連休期間(1月21日~27日)より2.6倍に、19年春節連休期間(2月4日~10日)の水準に近づいた。

春節連休期間のマカオ訪問客数、136万人に迫る

12日、マカオの聖ポール天主堂跡を見学する観光客。(マカオ=新華社記者/張金加)

 春節連休中、特区政府や業界、社会団体が各地の観光客を呼び込み、同地で春節を祝い、単なる観光以上の体験をしてもらうための多様なイベントを催したことで、市場は活況を呈し、人気が高まった。ホテルの平均客室稼働率は95.0%に上り、23年春節連休期間より10.0%近く上昇した。中でも2月13日の稼働率が最も高く、97.9%になった。

春節連休期間のマカオ訪問客数、136万人に迫る

マカオ半島の全貌。(2019年7月1日、小型無人機から、マカオ=新華社配信/張由瓊)

 中国本土からだけでなく、香港特別行政区や海外からの旅行者も大幅に増え、「世界の観光・レジャーセンター」としてのマカオの魅力が一層鮮明になった。春節連休期間に中国本土からの旅行者数は1日当たり12万9千人で、19年春節連休期間の101.3%になった。香港からは1日当たり3万2千人で19年春節連休期間の97.8%、海外からは6600人で78.5%にまで回復した。

春節連休期間のマカオ訪問客数、136万人に迫る

12日、港珠澳大橋。(小型無人機から、広州=新華社配信/王相国)

 一方、港珠澳大橋税関によると、春節連休期間に香港と広東省深圳市、マカオを結ぶ港珠澳大橋を経由して出入境した車両は12万6千台に上り、23年春節連休期間より3.5倍になった。うち香港・マカオのナンバープレートをつけた自家用車の数は8万8千台となり、全体の7割を占めた。

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