ジャカ&アンドリッヒのミドル弾でレバークーゼンが10人マインツに競り勝つ、公式戦33試合無敗の独新記録樹立【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

レバークーゼンは23日、ブンデスリーガ第23節でマインツをホームに迎え、2-1で勝利した。

前節ハイデンハイム戦を制して2位バイエルンとの勝ち点差を8に広げた首位レバークーゼン(勝ち点58)は最前線にアドリ、2シャドーにヴィルツとホフマンが構えた。

降格圏に沈む17位マインツ(勝ち点15)に対し、レバークーゼンは開始3分にスーパーゴールで先制する。左クロスのルーズボールに反応したボックス手前左のジャカがダイレクトで狙うと、見事にコントロールされたミドルシュートがゴール右上に吸い込まれた。

しかし7分、FKの流れから追いつかれる。アミリのキックをヴィドマーにヘッドで折り返され、最後はコールに頭で押し込まれた。

コールの恩返し弾で試合を振り出しに戻されたレバークーゼンはマインツのハイプレスを受ける中、16分にはFKの流れからカシのミドルシュートでGKフラデツキーを強襲される。

直後、フリンポンのスルーパスを受けたボックス右のホフマンがGK強襲のシュートで好機を作ったレバークーゼンは、続く20分にはジャカがミドルシュートでGKを強襲。

前半半ば以降も押し込んだレバークーゼンは40分に決定機。バックパスミスをカットしたホフマンがボックス右からシュートを放つもGKゼントナーに阻まれ、1-1で前半を終えた。

迎えた後半開始3分、ムヴェネに決定的なヘディングシュートを許したレバークーゼンは55分にもピンチ。タプソバの自陣での横パスミスをイ・ジェソンにカットされて決定機を許すもシュートミスに救われた。

まずい後半の入りとなったレバークーゼンはシックを投入。すると62分に好機。CKからコスヌのヘディングシュートがわずかに枠を外れた。

すると68分、レバークーゼンが勝ち越す。アンドリッヒが無回転気味のミドルを放つと、GKゼントナーのファンブルを誘ってゴールラインを割った。

そして78分にヌガンカムが一発退場となって数的優位となったレバークーゼンが2-1のまま逃げ切り。公式戦33戦無敗とし、バイエルンの記録を抜いてドイツサッカー新記録を樹立した。

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