【佐伯】「城下町佐伯ひなめぐり」が23日、佐伯市中心部の歴史と文学のみち周辺にある4施設で始まった。3月10日まで計約千体の人形が来場者を迎える。
市城下町観光交流館では、専心池坊佐伯支部がスイートピーやキクで作った「花びな」、五輪競技をモチーフにした「オリンピックびな」などを展示。伊達梅宗顧問と黒木和宝支部長は「華やかな色彩と香りを楽しんで」と呼びかけている。25日まで花びなのワークショップも開いている。
城下町佐伯国木田独歩館は、屋根付きの豪華な御殿飾りが特徴の「御殿びな」や地元の人形作家の作品などを展示。旧三余館には手作りの紙びながずらりと並び、市歴史資料館は旧佐伯藩主毛利家ゆかりのひななどを飾っている。
一部施設は入館料が必要。問い合わせは市観光案内所(0972.23.3400)。