大白楊墓地から出土した陶器。（資料写真、西安＝新華社配信）
【新華社西安2月24日】中国陝西省の考古学者がこのほど、同省西安市の大白楊墓地で1700余りの前漢時代の墓を発見した。大白楊墓地は同市蓮湖区の紅廟坡街道にあり、漢代の長安城東南の高台・竜首塬に位置し、これまでに何度か漢墓が発見されている。
今回の発掘では1万点近くのさまざまな遺物が出土した。多くは出土品として一般的な陶器で、銅器を模した陶器製祭器、明器（副葬のために作られた模型）、実用器だったが、被葬者の職業や身分に関連する玉料（玉の原石）、職印、銘の入った銅器などの副葬品も出土した。（記者/楊一苗）
大白楊墓地から出土した銅器。（資料写真、西安＝新華社配信）
大白楊墓地から出土した銅器の刻銘。（資料写真、西安＝新華社配信）
大白楊墓地から出土した「千歳単祭尊」の刻印。（資料写真、西安＝新華社配信）
大白楊墓地から出土した副葬品の玉料。（資料写真、西安＝新華社配信）
大白楊墓地から出土した副葬品の玉料。（資料写真、西安＝新華社配信）
大白楊墓地から出土した銅器の刻銘。（資料写真、西安＝新華社配信）
大白楊墓地の遺跡発掘現場の全体図。（資料写真、西安＝新華社配信）
