夏の移籍濃厚から一転、ダンフリースがインテルとの契約延長を希望か

DFデンゼル・ダンフリースはインテルとの契約延長を希望?[写真:Getty Images]

インテルのオランダ代表DFデンゼル・ダンフリース(27)が、契約延長に前向きな姿勢を示しているようだ。

2021年夏に、PSVからインテル入りを果たしたダンフリース。右サイドで主軸に定着するとここまで公式戦通算119試合出場10ゴール19アシストの成績を残しており、今シーズンも公式戦23試合3ゴール5アシストを記録している。

一方で、ダンフリースとインテルの契約は2025年6月まで。選手が契約延長に消極的だったこともあり、フリーでの放出を絶対に避けたいクラブは、今夏の移籍市場でダンフリースを売却する計画を立てていると報じられていた。

しかし、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ここにきてダンフリースはインテルとの契約延長を希望しているとのこと。選手は現在セリエA首位を快走し、チャンピオンズリーグ(CL)でも安定して決勝トーナメント進出を果たすインテル以上の移籍先を見つけるのは難しいと判断したようだ。

すでに代理人との接触は行われており、クラブは400万ユーロ(約6億5000万円)+ボーナスを提案している模様。ダンフリースにはマンチェスター・ユナイテッドやアストン・ビラなどプレミアリーグからの関心が取り沙汰されていたが、現時点ではイタリアにとどまる可能性が高まってきている。

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