『極限夫婦』第3章は北乃きい&平岡祐太による“男尊女卑”夫婦の崩壊劇 柊太朗、緒月遠麻、保木本真也がゲスト出演【コメントあり】 

By TV LIFE

『極限夫婦』(カンテレ 毎週木曜 深夜0時25分~/DMM TVにて独占配信)第3章「北斗夫婦の場合」が、2月29日(木)スタート。主演を務める北乃きい、平岡祐太、ゲスト出演する柊太朗、緒月遠麻、保木本真也からコメントが到着した。

本作は、「めちゃコミック」で月間ランキング首位を獲得した、夫婦漫画家・きづきあきら+サトウナンキの同名コミックス「極限夫婦」(双葉社・アクションコミックス)を原作に、モラハラ、浮気、男尊女卑と、女性の尊厳を踏みにじる最低夫たちを妻たちが見事にスカッと成敗する、3組の夫婦の“アットホーム”復讐ドラマ。

松村沙友理&竹財輝之助、岡本玲&桐山漣、北乃きい&平岡祐太が3組の夫婦を演じ、それぞれの結婚生活の果てにある極限状態と、夫へのスカっと爽快な断罪をオムニバス形式で送る。

2月8日より放送される第3章「北斗夫婦の場合」(7~10話)でメインキャストを務めるのは、北乃きいと平岡祐太。北乃は夫とその家族に振り回される家庭的な1児の母・亜紀役、平岡は見栄っ張りで妻を軽んじるキレやすいクズ夫・達也役を演じる。

“夫は外で働き、妻は家庭を守るべき”という夫の家族の価値観に縛られ、崩壊していく北斗夫婦。夫とその家族の“男尊女卑”に悩み抜いた果てにある夫婦の“極限状態”と、家事も育児も家族の世話も妻に押し付ける最低夫へのスカッと痛快な復讐劇を描く。

『極限夫婦』北乃きい ©カンテレ

北乃は「原作がとても人気で私の周りでも読んでいる方がたくさんいました。原作も台本もすごく面白くてあっという間に読み終えてしまいました。最初は読んでいるだけでも“うぅ゛ーっ!!!”となるシーンが多々ありましたが、私の役柄は最後にスカッとできるところがあるので、そこに向けてどう作っていくか楽しみでした。早く言いたいと思うせりふやシーンがたくさんあり、クランクイン前からわくわくしていました」と出演決定時の心境を振り返る。

クズ夫・達也を演じる平岡について尋ねると「平岡さんはおっとりとして現場でもイクメンな方だったので、役柄と全然違いました。デビュー当時に妹役で平岡さんと共演させていただいていたので、今回は夫婦役ということで変な緊張感がありました(笑)。相変わらず優しいお兄ちゃんでした」と役とのギャップを明かす。

また、撮影現場で印象的だったこととして「家族3人でUNOで遊んだり、(息子の)リク君を演じた(土屋)陽翔君と2人のシーンも多かったので、2人で公園を走り回って遊んだり、現場ではたくさんいろんな“ごっこ遊び”をしました。(陽翔君は)とても賢くて優しくて、寒い中での撮影だったのですが、いつも私の手にホッカイロを握らせにきてくれたり、荷物を持つ!! と言って持とうとしてくれたり、すごく紳士でした(笑)。最後はかわいいお手紙やプレゼントをくれました。極限状態が続く作品なのでつかの間の息子とのシーンに癒やされました。現場の雰囲気は作品とは真逆でゆったりとして穏やかでした」とほほ笑ましいエピソードを公開した。

そして視聴者に向け、「最初はフラストレーションがたまりにたまりますが、さまざまなキャラクターが登場するので共感できるシーンなどがあると思います。私はいろいろされますが、最後はスカッとするので、ドロドロ、最後スカッと系がお好きな方、とっても楽しめると思います!! ご覧ください!!!」と見どころをアピールした。

『極限夫婦』平岡祐太 ©カンテレ

一方、平岡にオファーを受けた際の心境を尋ねると、「男尊女卑でとてもひどい男性像で、こういう役を演じるのは心苦しくもあるのですが、演じるという面ではお芝居として、北乃さんとのせりふの掛け合いなども面白くなるだろうなと思いながら演じさせていただきました」と実直に語る。

自身の役どころについては「基本的には視聴者の方々から嫌われる役だろうなと。自分が演じる上ではいらつかれるんだけど、何だか憎めないやつになれたらいいなと思い演じていました。役との共通点や共感できる部分などは一切ございません!」ときっぱり。

妻・亜紀を演じた北乃については「部屋の中で北乃さんとの長いせりふの掛け合いをするシーンが多くて、本番前に北乃さんとせりふ合わせを多くやりました。北乃さんとは17年ぶりの共演で、以前は僕の妹役だったのですが、それが今回は夫婦役ということで、時の流れの速さに驚きながら待ち時間には世間話ができたことも個人的にはとてもいい時間でした」と穏やかに振り返る。

撮影現場の雰囲気については「(息子の)リク君を演じた陽翔君が本当にいい子でしたので、時間が限られた中で現場もスムーズに進行できて、みんな心が救われていました。撮影が年末でしたのでUNOなど、家族だんらんのような雰囲気で休憩時間は過ごすことができました」と作中とは正反対の“3人家族”の様子を語った。

そして最後に、「フラストレーションがたまりながらも、最終回ではきっと気持ちがスカッとする作品だと思います。楽しんでご覧いただけるとうれしいです」と呼びかけた。

さらに、第3章のゲストキャストとして、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)の犬塚翼/イヌブラザー役で人気を博した若手俳優の柊太朗、元宝塚歌劇団宙組・雪組の男役スターで連続ドラマ初出演の緒月遠麻、脚本担当でもある保木本真也が登場。

柊太朗は、亜紀が働く家事代行サービスの常連利用者で、悩む亜紀のピンチに駆け付け、寄り添い励ます若手起業家・桜小路司役。緒月は、帰省の際に発生する家事のすべてを亜紀に押し付けるわがままで口うるさい達也の姉・南野田悦子(みなみの・たえこ)役。保木本は、どことなくうさんくさい雰囲気がただようキャリアアドバイザー・飯島渉役を演じる。3人のコメントは下記に掲載。

柊太朗 コメント
『極限夫婦』柊太朗 ©カンテレ

元々復讐系の漫画が好きだったのですが、夫婦間の少しリアルなハラスメント行為がたくさん出てきて、途中は腹が立ち続けますが、最後の最後にスッキリする感じが読んでてスカッとしますし、視聴者の皆さんと同じような感覚で共感して楽しみながら読ませていただきました。今回演じる桜小路は、ドラマオリジナルキャラと聞いていたので楽しみに読ませていただいたんですけど、原作の桜小路は女性で少ししか出てこないので、逆にこんなに桜小路という役を膨らませていただいていたことが意外でした。見てる皆さんにとって、少しでも心が休まるようなシーンにできればなと思いながら演じました。
桜小路は25歳と聞いていましたが、台本上だとすごく考え方が大人で確立したものだったので、“優しさだけじゃなく自分なりの考え方や芯をしっかり持ちつつ、夢中になる時は年相応に”を意識して撮影に臨みました。現場では、亜紀役の北乃きいさんとのシーンが多かったのですが、本当に明るく接してくださって、本当にあのシリアスな現場があったのかと疑うほど和気あいあいと撮影が進んでました。僕がいるシーンはシリアス感が少なかったのもあると思いますが、リク役の陽翔君と遊んだり毎日の撮影が楽しみでした。3章は読者の方も先が分からない展開になってると思います!
原作からお好きな方や、このドラマから見ていただいた方、第3章から見る方、どんな方でも見やすいと思いますし、原作と比較して見ていただいても面白いと思います。精いっぱい丁寧に撮影に臨んだのでぜひ、桜小路が出てくるシーンも楽しみにしていただけたらうれしいです。

緒月遠麻 コメント
『極限夫婦』緒月遠麻 ©カンテレ

最初に台本を読んだときは“本当に極限の夫婦だな(笑)”と思って、自分がそのスパイスになれるのがとても楽しみになりました。今回演じた田悦子は、なかなかパンチのある役だったのですが、撮影初日はドキドキしながらもせりふ、衣装、メイク、スタッフさん、そしてキャストの皆さまにめちゃくちゃ助けられて伸び伸び遠慮なくモンスターお姉ちゃんを演じさせていただきました! 現場はよすぎて、最高に楽しかったです。悪は成敗されるので(笑)、皆さんはただただスカッとしてください!

保木本真也 コメント
『極限夫婦』保木本真也 ©カンテレ

脚本と飯島役を担当しました、保木本です。このドラマには3組の夫婦、そして3人のクズな夫が出てきます。そんな夫がどう成敗されるのか、妻のスカッと成敗具合と、夫のズバッと成敗され具合をぜひお楽しみください。
(脚本を書くうえで)原作を拝見した時に感じたスカッと感を、ドラマをご覧になった方にも感じていただけるよう心がけました。“スカッと!”するためには、その前に見ている方のフラストレーションをためる必要があります。その部分を、ただイラつかせるだけでなく、いかに楽しんでもらえるかにこだわりをもって本作りをしました。原作がすてきな分、その良さをドラマに落とし込めるか不安もありましたが、監督やプロデューサーたちのお力も借り、すてきな脚本にできたのではないかと思います。
今回、僕が演じた飯島は、せりふを書いている時に“この役はうさんくささが全面に出てる俳優さんにやっていただきたいなぁ”と思っておりました。数日たち、プロデューサーから“飯島が保木本さんにしか見えないんですよねー!”と言っていただきました。自分の書いた本に出演することに気恥ずかしさはありましたが、せっかくそう言っていただけるのならと出演を決めました。おっしゃる通り飯島はとても演じやすく、伸び伸びと思いっきりやれました。一つだけ、全力で言わせてください。誰がうさんくさいや!!(笑)
実際に現場の演技を見たことで、すてきな俳優の方々に恵まれたなと思いました。思いっきり、やり過ぎくらいやっていただきたい箇所がいくつかあったのですが、それを振り切って見事に演じてくださっています。その振り切った演技は一見の価値ありだと思いますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
私ごとで恐縮なのですが、実は新婚でして、脚本を書いている際に「こんな夫にはなるまい…! 大丈夫なはず…。えーっと…(妻に)大丈夫だよね? あ、僕次第ですか。えー、頑張ります!」と、いうことがありました。夫と言う立場になってすぐ、このドラマに巡り合えて良かったです。いい反面教師になりました。日本全国の夫の方々に、教材としてもご覧いただければ幸せです! ぜひ、お楽しみくださいませ。

第3章「北斗夫婦の場合」第7話(2月29日放送)あらすじ

『極限夫婦』第3章「北斗夫婦の場合」左から)北乃きい、平岡祐太©カンテレ

6年前、偶然の再会をきっかけに大学時代の先輩・達也(平岡祐太)と交際を始め、なし崩し的に授かり婚をした亜紀(北乃きい)。現在、1児の母をしながら家事代行サービスのパートで働く彼女の悩みは、結婚を機に達也が“おまえ”と呼び出したことを筆頭に見下す態度を隠さなくなってきたこと。特に、年に数回訪れる達也の実家で亜紀は、“家事は嫁の仕事”だからと何もしない達也とその家族に好き放題こき使われ、不満を口にすると、達也からかばわれるどころか嘲笑される始末。
「最初に、あの瞬間、いやだと言えていれば―」と亜紀は、雪だるま式に膨れ上がる違和感の数々を家事代行サービスの訪問先で桜小路司(柊太朗)に打ち明ける。
同じ日の夜、亜紀は結婚後に1度も帰省できていない実家の母から連絡を受けて、次の正月休みこそは達也の実家ではなく、子どもを連れて親元で過ごそうと決意する。だが、その願いもむなしく、勝手に達也の実家に帰省することにされてしまう。亜紀が抗議をすると達也から家事を「女がやって当たり前の雑用」とばかにされた挙げ句、真剣な怒りを“ヒステリー”扱いで一蹴される。
家事も育児も妻に押し付け、ゲームにふける達也に“モヤモヤ”があふれそうになりながらも、夫の収入を頼りに生計を立てている以上は仕方がないとのみ込もうとする亜紀。だが翌日に達也から信じられない告白を受け、あぜんとする―。

番組情報

『極限夫婦』第3章「北斗夫婦の場合」(7~10話)
カンテレ(関西ローカルで地上波放送/DMM TVにて独占配信)
2024年2月29日(木)スタート
毎週木曜 深夜0時25分~ ※第8話(3月7日(木)放送)のみ0時35分~

<第1章「船越夫婦の場合」(1~3話)>
出演:松村沙友理、竹財輝之助、NANA(MAX)、黒沢ともよ、髙田延彦

<第2章「玉川夫婦の場合」(4~6話)>
出演:岡本玲、桐山漣、白間美瑠、木下隆行(TKO)、川久保晴、藤谷理子/浅野ゆう子

<第3章「北斗夫婦の場合」(7~10話)>
出演:北乃きい、平岡祐太、柊太朗、緒月遠麻、伊藤正之、松熊つる松、斉藤コータ、土屋陽翔、保木本真也

原作:きづきあきら+サトウナンキ『極限夫婦』(双葉社・アクションコミックス)
主題歌:黒子首「バタフライ」(TOY’S FACTORY)
エグゼクティブプロデューサー:吉條英希(カンテレ)
監督:酒見顕守、髙野有里(メディアプルポ)
脚本:保木本真也、渋谷英史
プロデューサー:田中健太(カンテレ)、伊藤茜(メディアプルポ)
制作著作:カンテレ
制作協力:メディアプルポ
見逃し配信:カンテレドーガ、TVer

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